| GENERAL INFORMATION / 診療・専門外来
医療関係者の皆様へ
何でも受けて立つ
豊倉康夫先生が当教室を開設して以来の伝統として
「すべての疾患を診る」「何でも受けて立つ」姿勢をモットーにしています.
昨今では疾患や研究分野ごとに選択と集中を行い分業する考え方もあると思いますが、
私たちはすべての神経疾患を診ることが重要であると考えているためです.
積極的な患者さんのご紹介をどうぞよろしくお願い申し上げます.
戸田達史
豊倉康夫先生が当教室を開設して以来の伝統として
「すべての疾患を診る」「何でも受けて立つ」姿勢をモットーにしています.
昨今では疾患や研究分野ごとに選択と集中を行い分業する考え方もあると思いますが、
私たちはすべての神経疾患を診ることが重要であると考えているためです.
積極的な患者さんのご紹介をどうぞよろしくお願い申し上げます.
戸田達史
当科宛て専用の診療情報提供書(紹介状)テンプレートを作成しました!
ぜひご利用ください.
なお、こちらの紹介状でご紹介いただいても結構ですし,各医療機関の書式でも構いません.
より専門性の高い診療を行うべく専門外来として,
てんかん外来(てんかんセンター),多系統萎縮症外来,副腎白質ジストロフィー外来,神経遺伝疾患外来,パーキンソン病外来,認知症センター外来(旧メモリークリニック),神経免疫外来,末梢神経・筋疾患外来,筋疾患外来
を開設しております.詳しくは専門外来をご参照ください.
ご予約は
東大病院予約センター
03-5800-8630
*医療機関からの予約可能時間:平日9:00~18:00
へお電話ください
当科では,30名を超える神経内科専門医が在籍し,外来診療(初診,再診,専門外来,救急対応)及び入院診療を行っています.
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外来医紹介
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初診外来へのご紹介にあたり
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ご紹介手順
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専門外来
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先進・特殊医療
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外来医紹介
- 教授以下,下記医師が外来診療を行っております.
- 外来曜日にある*マークは担当医の了承が必要な初診外来を意味しています(担当医への事前連絡・事前了承がない場合,ご紹介いただいた医師ではなく,他の医師による診療となることがあります.予めご了承ください)
医師名 |
外来曜日 |
専門外来曜日 |
専門分野 |
佐竹渉 |
初診 火曜・木曜 (右記専門外来) 再診 木曜 |
パーキンソン病:第2,4木曜PM 認知症センター外来(旧メモリー):第1,3木曜PM 神経遺伝疾患:隔週火曜PM |
パーキンソン病 認知症 神経変性疾患 神経遺伝学 |
濱田雅 |
初診 月曜(右記) 再診 金曜 |
パーキンソン病初診:月曜AM パーキンソン病再診:第1,3木曜PM |
パーキンソン病 臨床神経生理学 |
久保田暁 |
初診 月曜(隔週) 再診 木曜 |
筋疾患:木曜PM |
筋疾患 筋病理学 |
前田明子 |
初診 金曜(隔週) 再診 月曜 |
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筋疾患 神経免疫学 |
松川敬志 |
初診 月曜(隔週) 再診 水曜 |
多系統萎縮症:第1,3,5火曜PM 副腎白質ジストロフィー:第2,4火曜PM |
多系統萎縮症 副腎白質ジストロフィー |
小玉聡 |
初診 木曜(隔週) 再診 水曜 |
てんかん:第2,4月曜PM |
てんかん 臨床神経生理学 |
角元利行 |
初診 金曜(隔週) 再診 木曜 |
認知症センター外来(旧メモリー):第2,4木曜PM |
脳卒中 分子生物学 |
首藤篤史 |
初診 木曜(隔週) 再診 金曜 |
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認知症 分子生物学 |
山本知孝 |
初診 -* 再診 火曜 |
- |
球脊髄性筋萎縮症 |
三井純 |
初診 水曜(隔週) 再診 金曜 |
多系統萎縮症:第1,3,5火曜PM |
脊髄小脳変性症 神経遺伝学 |
代田悠一郎 |
初診 -* 再診 水曜 |
- |
神経筋疾患 臨床神経生理学 |
成瀬紘也 |
初診 水曜(隔週) 再診 月曜 |
- |
ALS 神経遺伝学 |
濱田健介 |
- |
頭痛外来:第3月曜PM |
頭痛 分子生物学 |
清水潤 |
- |
末梢神経・筋疾患:第2,4金曜PM |
末梢神経疾患 神経病理学 |
作石かおり |
- |
神経免疫疾患:第1木曜AM, 第2,4木曜PM |
多発性硬化症 神経免疫学 |
# 清水潤医師(当科元准教授・現 東京工科大学教授)
# 作石かおり医師(当科前講師・現 帝京大学ちば総合医療センター脳神経内科学教授)
# 作石かおり医師(当科前講師・現 帝京大学ちば総合医療センター脳神経内科学教授)
ご紹介いただくにあたって
- 当科は病診連携を大切に考えております.ご紹介いただきました患者さんについて連携の中でよりよい診療を実践していきたいと考えております.また当科はすぐに原因の特定できない神経症状なども積極的に診療してまいります.いつでも遠慮なくご紹介ください.
- しびれ,頚椎症,腰椎症等は一般初診にて診察し適宜,脊椎脊髄センターにて整形外科・麻酔科・脳神経外科と連携して診療いたします.
- より専門性の高い診療を行うべく専門外来として,てんかん外来(てんかんセンター),多系統萎縮症外来,副腎白質ジストロフィー外来,神経遺伝疾患外来,パーキンソン病外来,認知症センター外来(旧メモリークリニック),神経免疫外来,末梢神経・筋疾患外来,筋疾患外来を開設しております.詳しくは専門外来をご参照ください.
- 脳神経内科の外来受診は完全予約制です.予めご了承ください.
初診外来へのご紹介について
- 当科へご紹介いただける患者さんのご予約は原則,初診外来にて承っております.当科では,神経内科専門医が外来を担当しており,どの担当医も脳神経内科疾患全般を診療しております.
- また下記の通り多くの専門外来も開設しております.
- 一般初診外来,専門外来いずれも予約センター(03-5800-8630(医療機関からの予約対応時間;平日9:00~18:00))から直接ご予約いただけます.詳しくはご紹介手順をご参照ください.
- 下記フローチャートもご参照ください.
- 初診外来では以下の担当医が隔週で診療しています.予約の参考にされてください.
診療内容
- 初診では詳細な病歴と神経学的所見をとり,CT/MRIなどの画像検査,神経伝導検査/針筋電図/誘発電位などの電気生理検査,各種自己抗体/ガングリオシド抗体検査などの血液検査,場合によっては遺伝子検査を行い,各種神経疾患の正確な診断を行います.診断に基づき治療方針を決定しますが,必要があれば入院して診断と治療を行うこともあります.
ご紹介手順のご案内
平日(火曜日を除く),初診外来(予約制)を設けています.ご紹介いただく患者さんのご予約は「予約センター」にご連絡ください.
東大病院予約センター
03-5800-8630
*医療機関からの予約可能時間:平日9:00~18:00
(患者さんからの予約可能時間:平日10:00~17:00)
患者さんから直接ご予約いただける枠(一般初診外来)に加え,医療機関専用予約枠もございますのでご利用ください.予約センターにて医療機関専用枠希望とお伝えください.受診予約(外来)のページもご参照ください.
※医療機関専用予約枠:医療機関からのお電話で予約できる当科の専門外来(初診)のこと.
※医療機関専用予約枠 対応専門外来:
※医療機関専用予約枠:医療機関からのお電話で予約できる当科の専門外来(初診)のこと.
※医療機関専用予約枠 対応専門外来:
※パーキンソン病外来は,一般初診外来(月曜隔週:濱田医師担当)でもお受けします.
※末梢神経・筋疾患外来は,まず脳神経内科一般初診外来をご予約ください(いずれの曜日でも構いません).初診担当医が目的に沿って適切に対応いたします.
※しびれ,頚椎症,腰椎症等は一般初診にて診察し適宜,脊椎脊髄センターにて整形外科・麻酔科・脳神経外科と連携して診療いたします.
※末梢神経・筋疾患外来は,まず脳神経内科一般初診外来をご予約ください(いずれの曜日でも構いません).初診担当医が目的に沿って適切に対応いたします.
※しびれ,頚椎症,腰椎症等は一般初診にて診察し適宜,脊椎脊髄センターにて整形外科・麻酔科・脳神経外科と連携して診療いたします.
受診までの流れ
(1) 予約センター:03-5800-8630(平日9:00~18:00)にお電話ください.
(2) 音声ガイダンスにて番号「6」(医療機関からのお問合せ)を選択してください(音声の途中でも操作は可能です).※つながらない場合は、「2」(初診)などもご選択いただけます.
(3) オペレーターとお話しください.ID番号を取得し,受診予約をお取りします.医療機関からのご予約いただく場合,医療機関専用予約枠希望とお伝えいただきますと専用予約枠でのご案内が可能です.ぜひご利用ください.なお専用枠以外でも患者さんから直接ご予約いただける枠(一般初診外来)でのご予約も可能です.
(4) ID番号,受診予約日時,診療科をその場でお知らせします.
(5) 受診当日は外来診療棟1階の初診窓口①で受け付けいたします(保険証・各種医療券・紹介状の確認など).
患者さんのご紹介についてのページもご参照ください.
また当科ご紹介専用の紹介状もご用意しておりますのであわせてご利用ください.
ご不明な点は当科または当院地域医療連携センターまでご連絡ください.
東大病院地域医療連携センター 直通電話 03-5800-9101
(1) 予約センター:03-5800-8630(平日9:00~18:00)にお電話ください.
(2) 音声ガイダンスにて番号「6」(医療機関からのお問合せ)を選択してください(音声の途中でも操作は可能です).※つながらない場合は、「2」(初診)などもご選択いただけます.
(3) オペレーターとお話しください.ID番号を取得し,受診予約をお取りします.医療機関からのご予約いただく場合,医療機関専用予約枠希望とお伝えいただきますと専用予約枠でのご案内が可能です.ぜひご利用ください.なお専用枠以外でも患者さんから直接ご予約いただける枠(一般初診外来)でのご予約も可能です.
(4) ID番号,受診予約日時,診療科をその場でお知らせします.
(5) 受診当日は外来診療棟1階の初診窓口①で受け付けいたします(保険証・各種医療券・紹介状の確認など).
患者さんのご紹介についてのページもご参照ください.
また当科ご紹介専用の紹介状もご用意しておりますのであわせてご利用ください.
ご不明な点は当科または当院地域医療連携センターまでご連絡ください.
東大病院地域医療連携センター 直通電話 03-5800-9101
下記の通り,当科では各種専門外来を開設しております.いずれの専門外来初診でも紹介状とご予約が必須となっております.予めご了承ください.
てんかんセンター脳神経内科外来
初診:第2,第4月曜日午後
再診:第2,第4月曜日午後 担当:小玉聡 助教 てんかんセンター初診外来を窓口として,てんかん診療に関わるすべての診療科・部門の医師,看護師,臨床検査技師,臨床心理士,作業療法士,ソーシャルワーカー,薬剤師が連携して,院内横断的チーム医療を実施します.必要に応じて近隣の医療機関とも協力して診療を継続します. 詳細は 東大病院てんかんセンターホームページ をご参照ください. |
初診を希望される方は,今までおかかりの担当医の先生からのご紹介状をお持ちいただき,予約センター(03-5800-8630/平日10時〜17時)でてんかんセンター脳神経内科外来(第2,第4月曜午後)をご予約ください.
多系統萎縮症外来
初診:第1,第3,第5火曜日午後
再診:第1,第3,第5火曜日午後
担当:三井純 特任准教授,松川敬志 助教
多系統萎縮症の患者さんを対象とした外来です.初診を希望される方は,今までおかかりの担当医の先生からのご紹介状をお持ちいただき,予約センター(03-5800-8630/平日10時〜17時)で多系統萎縮症外来(第1,第3,第5火曜午後)をご予約ください.
再診:第1,第3,第5火曜日午後
担当:三井純 特任准教授,松川敬志 助教
多系統萎縮症の患者さんを対象とした外来です.初診を希望される方は,今までおかかりの担当医の先生からのご紹介状をお持ちいただき,予約センター(03-5800-8630/平日10時〜17時)で多系統萎縮症外来(第1,第3,第5火曜午後)をご予約ください.
副腎白質ジストロフィー外来
初診:第2,第4火曜日午後
再診:第2,第4火曜日午後 担当:松川敬志 助教 副腎白質ジストロフィーの患者さんを対象とした外来です.初診を希望される方は,今までおかかりの担当医の先生からのご紹介状をお持ちいただき,予約センター(03-5800-8630/平日10時〜17時)で副腎白質ジストロフィー外来(第2,第4火曜午後)をご予約ください. 外来では主に,私たちが行っている研究のご説明と,もし研究にご参加いただけるようでしたら,病気の状態や経過などの情報を確認させていただき,研究のための採血をお願いしています. 研究では,副腎白質ジストロフィーの臨床病型に関わる因子の調査を行っています.また,造血幹細胞移植による治療の適応検討,ご相談をお受けすることも積極的に行っております. |
パーキンソン病外来
初診:第2,第4木曜日午後(佐竹), 月曜午前(濱田)
再診:毎週木曜日午前午後(佐竹), 第1,第3木曜日午後(濱田)
担当:佐竹渉 准教授,濱田雅 講師
パーキンソン病およびパーキンソン病関連疾患の患者さまを対象とした專門外来です.神経内科專門医(日本神経学会)の中でも,これまで数百人以上のパーキンソン病患者さまを治療してきた経験を有する医師が專門診療を担当します.パーキンソン病・パーキンソン病関連疾患の,神経学的診察や画像検査(MRI・DATスキャン・MIBG心筋シンチ)等の適切な検査を行い,正確な診断を行います.
パーキンソン病は,神経疾患の中でも,多くの治療薬がある疾患ですので,正しい診断の上で,それらを患者さま個人に合わせ適切に用い,最善の治療を行うことが重要です.
再診:毎週木曜日午前午後(佐竹), 第1,第3木曜日午後(濱田)
担当:佐竹渉 准教授,濱田雅 講師
パーキンソン病およびパーキンソン病関連疾患の患者さまを対象とした專門外来です.神経内科專門医(日本神経学会)の中でも,これまで数百人以上のパーキンソン病患者さまを治療してきた経験を有する医師が專門診療を担当します.パーキンソン病・パーキンソン病関連疾患の,神経学的診察や画像検査(MRI・DATスキャン・MIBG心筋シンチ)等の適切な検査を行い,正確な診断を行います.
パーキンソン病は,神経疾患の中でも,多くの治療薬がある疾患ですので,正しい診断の上で,それらを患者さま個人に合わせ適切に用い,最善の治療を行うことが重要です.
神経遺伝疾患外来
遺伝とひとことに言っても,疾患は,神経変性疾患・末梢神経疾患・筋疾患・代謝性疾患・機能性疾患など多岐にわたります.神経難病やとてもまれな疾患もあれば,そうでもない疾患もあります.この専門外来では,神経学的診察や血液・画像・神経生理検査などの神経内科專門診療と,遺伝学的診療・検査を組み合わせ,当科の各専門外来医などとの連携の上,高度な診療・治療を行います.また,発症前診断や出生前診断,遺伝カウンセリングに関しては,当院ゲノム診療部で診療をしています.
日本ではまだめずらしい「神経遺伝疾患専門外来」ですが,みなさまのお役にたてましたら幸いです.
初診をご希望される方は,今までおかかりの担当医の先生からのご紹介状をお持ちいただき,予約センター(03-5800-8630/平日10時〜17時)で神経遺伝疾患外来(隔週火曜日午後)をご予約ください.
日本ではまだめずらしい「神経遺伝疾患専門外来」ですが,みなさまのお役にたてましたら幸いです.
初診をご希望される方は,今までおかかりの担当医の先生からのご紹介状をお持ちいただき,予約センター(03-5800-8630/平日10時〜17時)で神経遺伝疾患外来(隔週火曜日午後)をご予約ください.
認知症センター外来(旧メモリークリニック)
初診:第1,第3木曜日午後(佐竹), 第2,第4木曜日午後(角元), 火曜を除く月~金曜午前午後(一般初診),火曜午前
再診:毎週木曜日午前午後(佐竹), 毎週木曜日午前午後(角元)
担当:佐竹渉 准教授,角元利行 助教
再診:毎週木曜日午前午後(佐竹), 毎週木曜日午前午後(角元)
担当:佐竹渉 准教授,角元利行 助教
メモリークリニックでは,物忘れ・認知症の患者さまを対象とし,認知症の専門外来をおこなっています.時間をかけた問診と診察によって問題点をあきらかにし,認知機能検査・血液検査・画像検査など最適な組み合わせで検査を施行することにより,正確な診断を行います.認知機能の低下をきたす疾患の中には,慢性硬膜下血腫,正常圧水頭症,甲状腺機能低下症など治療可能なものもあり,正しい診断が重要です.それぞれの認知症の患者さまにあわせた,治療や生活環境の調整を行います. 物忘れ・認知症は,特別な人におこる特別な病気ではありません.団塊の世代が高齢者となる2025年には,認知症の患者さまの数は,700万人に達すると推測されています.患者さまやご家族のなやみを共有し,よりよい治療や介護のお役にたてましたらと願っています. 初診をご希望される方は,今までおかかりの担当医の先生からのご紹介状をお持ちいただき,予約センター(03-5800-8630/平日10時〜17時)でメモリークリニック外来(第1,第3木曜日午後:担当 佐竹准教授 / 第2,第4木曜日午後:担当 角元助教)をご予約ください. |
このような症状でお困りではありませんか?
・同じ話を何度も繰り返したり,同じことを何度も聞いたりするようになった
・ 物をよく失くすようになった
・ 物を盗られたといって騒ぐようになった
・ 曜日や日付の感覚がなくなってきた
・ 部屋の片づけが出来なくなってきた
・ 火の不始末や戸締りを忘れることが増えてきた
・ 買い物に行って同じものを重複して買うことが増えてきた
・ 正しく決められたように薬を飲めなくなってきた
・ これまで楽しんで参加していた趣味の活動に興味が持てなくなってきた
・ 怒りっぽくなった
これらの症状でお困りの方は、お気軽にご相談ください。
神経免疫外来/多発性硬化症
初診:第2木曜日午後
再診:第1木曜日午前,第2,第4木曜日午後 担当:作石かおり(当科前講師・現帝京大学ちば総合医療センター脳神経内科学教授) 主に多発性硬化症や視神経脊髄炎など中枢神経系炎症性疾患の患者さんを対象とした外来です。なによりも、的確に診断し、個々の状態に適した治療を選択し、現代医療で可能な最良の疾患コントロールを目標とします。さらに、疾患概念にとらわれず非典型的な炎症性疾患を含め総合的病態把握に努め、臨床研究を通してこの分野の医学レベル向上を推し進めることも目指してまいります。このため、ご状態に応じて採血などにつきご協力のお声かけをさせていただく場合もあります。 初診を希望される場合は、今までおかかりの先生からの紹介状をお持ちいただき、予約センター(03-5800-8630/平日10時〜17時)で神経免疫外来(初診は第2木曜午後のみ)をご予約下さい。 |
末梢神経・筋疾患外来
初診:脳神経内科一般初診(いずれの曜日でも可)
再診:第2,第4金曜日午後 担当:清水潤(当科元准教授・現東京工科大学教授) 手足のしびれ,四肢の筋力低下、筋萎縮を症状とする末梢神経筋疾患の患者さんを対象とした専門外来です.炎症性や遺伝性の末梢神経障害,筋炎,筋ジストロフィーなどの患者さんの診断をつけ,ご説明の上,適切な治療介入を目指します. 初診を希望される方は, 今までおかかりの担当医の先生からのご紹介状をお持ちください.その上で,当院予約センター(03-5800-8630/平日10時〜17時)にて,まず脳神経内科初診外来をご予約ください(いずれの曜日でも構いません).初診担当医が適切に対応させていただきます. |
先進・特殊医療
遺伝性神経疾患の遺伝子診断(2020年度実績:349件)
遺伝性神経疾患について,患者さんおよび御家族に十分な説明を行い,ご承諾を得た上で遺伝子検査を行っております.現在,当科では,ハンチントン病,脊髄小脳変性症,球脊髄性筋萎縮症といったトリプレットリピート病の遺伝子診断の他,最先端のゲノム解析技術を駆使して遺伝子診断を迅速に行う方法を開発し,パーキンソン病関連疾患,痙性対麻痺,副腎白質ジストロフィー,プリオン病,筋萎縮性側索硬化症,アルツハイマー病その他の認知症性疾患などに関連する遺伝子についても解析を行っております.
磁気刺激法による中枢神経の検査(2020年度実績:163件)
磁気刺激法を用いて,中枢神経伝導路や皮質内抑制性,促通性回路の異常の有無を検出し病態診断を行っています.
筋生検・末梢神経生検(2020年度実績:162件)
筋炎,筋ジストロフィーなどの筋疾患や末梢神経障害の診断のために生検をおこない病理学的診断をおこないます.
長期脳波ビデオ同時記録検査(2020年度実績:74件)/ 脳磁図(2020年度実績:32件)
難治性てんかんの患者さんの,てんかん発作型診断・局在診断などのために行っています.
遺伝性神経疾患の遺伝子診断(2020年度実績:349件)
遺伝性神経疾患について,患者さんおよび御家族に十分な説明を行い,ご承諾を得た上で遺伝子検査を行っております.現在,当科では,ハンチントン病,脊髄小脳変性症,球脊髄性筋萎縮症といったトリプレットリピート病の遺伝子診断の他,最先端のゲノム解析技術を駆使して遺伝子診断を迅速に行う方法を開発し,パーキンソン病関連疾患,痙性対麻痺,副腎白質ジストロフィー,プリオン病,筋萎縮性側索硬化症,アルツハイマー病その他の認知症性疾患などに関連する遺伝子についても解析を行っております.
磁気刺激法による中枢神経の検査(2020年度実績:163件)
磁気刺激法を用いて,中枢神経伝導路や皮質内抑制性,促通性回路の異常の有無を検出し病態診断を行っています.
筋生検・末梢神経生検(2020年度実績:162件)
筋炎,筋ジストロフィーなどの筋疾患や末梢神経障害の診断のために生検をおこない病理学的診断をおこないます.
長期脳波ビデオ同時記録検査(2020年度実績:74件)/ 脳磁図(2020年度実績:32件)
難治性てんかんの患者さんの,てんかん発作型診断・局在診断などのために行っています.
過去の実績
遺伝性神経疾患の遺伝子診断(2018年度:393件 / 2019年度:117件)
免疫性神経疾患の抗体測定(2018年度:43件)
ギラン・バレー症候群,フィッシャー症候群などの末梢神経炎や特殊な脳炎などの診断のため,抗体の測定を行っています.
磁気刺激法による中枢神経の検査(2018年度:156件 / 2019年度:外来43件, 入院約100件)
筋生検・末梢神経生検(2018年度:184件 / 2019年度:81件)
深部脳刺激療法(Deep brain stimulation: DBS)(2018年度:2件)
パーキンソン病の患者さんを対象に脳深部刺激療法を行っています.入院の上,パーキンソン病の状態についてきめ細かく評価いたします.その評価結果から,適応がある場合には,深部脳刺激装置埋め込み術を行います.当院では脳神経内科,脳神経外科,精神神経科,心療内科の医師でチームを組み,万全の体制で手術および術前後の診療にあたります.
長期脳波ビデオ同時記録検査(2019年度:51件)
脳磁図(2019年度:32件)
免疫性神経疾患の抗体測定(2018年度:43件)
ギラン・バレー症候群,フィッシャー症候群などの末梢神経炎や特殊な脳炎などの診断のため,抗体の測定を行っています.
磁気刺激法による中枢神経の検査(2018年度:156件 / 2019年度:外来43件, 入院約100件)
筋生検・末梢神経生検(2018年度:184件 / 2019年度:81件)
深部脳刺激療法(Deep brain stimulation: DBS)(2018年度:2件)
パーキンソン病の患者さんを対象に脳深部刺激療法を行っています.入院の上,パーキンソン病の状態についてきめ細かく評価いたします.その評価結果から,適応がある場合には,深部脳刺激装置埋め込み術を行います.当院では脳神経内科,脳神経外科,精神神経科,心療内科の医師でチームを組み,万全の体制で手術および術前後の診療にあたります.
長期脳波ビデオ同時記録検査(2019年度:51件)
脳磁図(2019年度:32件)
DEPARTMENT OF NEUROLOGY, THE UNIVERSITY OF TOKYO